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  • WordPressビジュアルエディタでBase64画像を使えるようにする方法

    WordPressビジュアルエディタでBase64画像を使えるようにする方法

    近頃 TinyMCE にはまってますどうも。

    Base64 な画像を WordPress で使おうとし、テキストエディタに入力→ビジュアルエディタに切り替えをすると消え去ったので、調べて使えるようにしました。

    ※WordPress 3.9以上

    (さらに…)

  • WordPress ログイン中の管理画面・管理バーで読み込まれる open-sans ウェブフォントは個人的に不要なので無効化するコードを書いて実装した。

    WordPress ログイン中の管理画面・管理バーで読み込まれる open-sans ウェブフォントは個人的に不要なので無効化するコードを書いて実装した。

    WordPress 3.8 から管理画面のデザインが一新されました。

    それに伴い、管理画面のフォントは open-sans ウェブフォントがデフォルト指定になり。

    あいにくぼくは日本語ユーザーですので、管理画面内のフォントは 9割方日本語。

    open-sans 別にいらないじゃん」

    と考えたため無効化することに。

     

    コアファイルを探す

    無効化するために WordPress 内を grep。

    /wp-include/script-loader.php 内、wp_default_styles にて発見。

    function wp_default_styles( &$styles ) {
    
    	~中略~
    
    	$styles->add( 'open-sans', $open_sans_font_url );
    
    	~中略~
    
    }

     

    これをフック使って取り除けばいい、と。

     

    フック

    フックは wp_default_styles 。

    Codex http://codex.wordpress.org/Plugin_API/Action_Reference/wp_default_styles はまだ書かれていないようです。

    function hoge( &$styles ) {
    	// 処理
    }
    add_action( 'wp_default_styles', 'hoge' );

     

    こういう感じで実行です。

     

    open-sans を無効化するコード

    やってることは

    • 関数作成
    • 処理を記述
    • フックを登録

    というところ。

    // 管理バー open-sans ウェブフォントを無効化
    function disable_load_opensans ( &$styles ) {
    	$styles->remove( 'open-sans' );
    	$styles->add( 'open-sans', null );
    }
    add_action( 'wp_default_styles', 'disable_load_opensans' );

     

    functions.php にコピペでオッケーです。

    ちなみに open-sans、引数を null で再度追加しているのは、open-sans をハンドルとして動いてる他の css があるからです。

     

    日本語以外の多言語環境も考慮すると

    日本語環境前提で書きましたが中には多言語環境で使ってるかも。

    ということで WordPress が日本語で動いてる時だけ実行するようにすると

    // 日本語環境で動いてる場合
    if ( get_locale() === 'ja' ) {
    	// 管理バー open-sans ウェブフォントを無効化
    	function disable_load_opensans ( &$styles ) {
    		$styles->remove( 'open-sans' );
    		$styles->add( 'open-sans', null );
    	}
    	add_action( 'wp_default_styles', 'disable_load_opensans' );
    }

     

    こうなりました。

     

    まとめ

    フックをある程度コアのソースを見て使えるようになるとできることが飛躍的に増えてうれしいです。

    というか、こういうのをまとめたプラグインを作ったらいいんですねきっと。

  • WordPress 管理画面の投稿・ページ一覧に投稿IDとページIDを追加する便利な functions.php のコードを書いてみた。

    WordPress 管理画面の投稿・ページ一覧に投稿IDとページIDを追加する便利な functions.php のコードを書いてみた。

    「投稿とかページのIDを簡単に調べたいんだけど!!!」

    ということなので調べて実装してみた。

    投稿IDを使ってどうこうするってのはページで使うことが多いですかね、さて。

    コードだけ見れればいい、って方は読まずに一番下までいってください。

     

    関数をフックするポイントは 4つ

    投稿・ページ一覧画面に ID を表示できればいいので、一覧のタイトル・行 x2 の 4つでした。

    関数の説明は割愛、Codex リンクでお届け。

     

    manage_pages_columns

    ページ一覧の行タイトルを操るフック。

     

    manage_pages_custom_column

    Codex にはまだドキュメントがありませんね。

    http://codex.wordpress.org/Plugin_API/Action_Reference/manage_pages_custom_column

    ただ、後述の manage_posts_custom_column と内容はほぼ一緒です。

     

    manage_posts_columns

    投稿一覧の行タイトルを操るフック。

     

    manage_posts_custom_column

    投稿一覧の各行を操るフック。

     

    Codex はサンプルのコードが載っているのでほんとわかりやすいですね。

    ということでしゅっと実装して↓

     

    IDを表示するコードができた

    こんな感じ。

    functions.php に書くと、投稿・ページ一覧に ID が表示されるようになります。

    /**
     * 投稿・ページ行タイトルに項目 ID を追加する関数
     *
     * @param $columns
     *
     * @return mixed
     */
    function add_id_to_columns_title( $columns ) {
    	// 行タイトルに post_id を配列キーとした ID という名前を追加
    	$columns['post_id'] = __( 'ID' );
    	// post_id 用のスタイル
    	echo '<style>.column-post_id{width:40px;}</style>';
    	return $columns;
    }
    // 関数をフックして適用
    add_filter( 'manage_posts_columns', 'add_id_to_columns_title' );
    add_filter( 'manage_pages_columns', 'add_id_to_columns_title' );
    
    /**
     * 各行に投稿 ID を出力
     *
     * @param $column
     * @param $post_id
     */
    function add_id_to_column_rows( $column, $post_id ) {
    	switch ( $column ) {
    		// 行のキーが post_id なら ID を出力
    		case 'post_id':
    			echo "<span class='$column-$post_id'>$post_id</span>";
    			break;
    		default:
    			break;
    	}
    }
    // 関数をフックして適用
    add_filter( 'manage_posts_custom_column', 'add_id_to_column_rows', 10, 2 );
    add_filter( 'manage_pages_custom_column', 'add_id_to_column_rows', 10, 2 );
    投稿一覧にIDが表示されましたー
    投稿一覧にIDが表示されましたー

     

    ちなみに、並び替えの実装はしてないので並び替えはできません。

    需要があればやろうかしら。

     

    まとめ

    プラグインを使ったらできることをあえて、プラグインを使わずやることで勉強になりますほんと。

    カテゴリやタグでも他のフックを使えば色々できそうですね。