ブログのテーマを作り直した際に、構造化データマークアップをかなり意識しました。
テーマ反映から1ヶ月近く経って特に問題もなさそう。
己の後学のために現状をまとめ。
構造化データマークアップ(microdata)とは
Google ウェブマスターツールのヘルプより引用
HTML5 microdata(リンク先は英語)は、特定の種類の情報(レビュー、人物、イベントなど)を記述するコンテンツにラベル付けする方法の 1 つです。情報の種類によって、人物、イベント、レビューなど、記述する特定の種類のアイテムがあります。たとえばイベントには、会場、開始時間、名前、カテゴリなどのプロパティがあります。
html だけでは定義できない様々な情報を、microdata という形式で記述することにより、検索エンジンなどのロボットへ正しくコンテンツを伝えられる、というもの。
2011年時点で既に Google、MS、Yahoo!、構造化データマークアップの標準化で協力 とあるように各社力を入れているので、今後必須でしょう。
構造化データのマークアップ方法
ちょっと書き切れないので今後に回すとして。
公式ドキュメントを参照ください。
パンくずリスト
パンくずリストは Google 検索でリッチスニペットが出るようになる、ってことでわりと有名ですかね。
使っている人も多いだろうなので割愛。
Google さんのリッチ スニペット – パンくずリストを見るといいかも。
BlogPosting
ブログ投稿用のスキーマ。
Google の構造化データ マークアップ支援ツール、記事を選ぶと簡単にできはしますが、付けたい情報を支援してくれないので手動でマークアップ。
使っている BlogPosting のプロパティ
参考: Schema.org
プロパティ | 期待される型 | 説明 |
---|---|---|
articleSection | テキスト | 記事が属する1つ以上のカテゴリ |
author | Person もしくは Organization | コンテンツの著者情報 |
dateModified | 日付 | 記事を編集した日付 |
datePublished | 日付 | 記事を公開した日付 |
discussionUrl | URL | コメントへのリンク |
headline | テキスト | 記事の見出し |
interactionCount | テキスト | 記事と相関する特定ユーザー数。いいね数やツイート数、コメント数など。 UserInteraction のサブタイプであること。 |
thumbnailUrl | URL | 記事のサムネイル(アイキャッチ) |
url | URL | 記事の URL |
wordCount | 整数値 | 記事の文字数 |
ImageObject
画像ファイル。
使っている ImageObject のプロパティ
参考: Schema.org
プロパティ | 期待される型 | 説明 |
---|---|---|
caption | テキスト | 画像のキャプション |
contentURL | URL | メディアオブジェクトの URL |
Person
人物を表すやつ。
使っている Person のプロパティ
参考: Schema.org
プロパティ | 期待される型 | 説明 |
---|---|---|
name | テキスト | 記事が属する1つ以上のカテゴリ |
url | URL | 項目の URL |
UserComments
項目上へのユーザーコメント。
使っている UserComments のプロパティ
参考: Schema.org
プロパティ | 期待される型 | 説明 |
---|---|---|
creator | テキスト | 記事が属する1つ以上のカテゴリ |
commentTime | 日付 | コメントされた時間 |
commentText | テキスト | コメント本文 |
replyToUrl | URL | コメントへの返信 URL |
なぜ構造化が必要なのか
ここは難しいところ。
デザインありきなのか、構造から考えて積み上げていくのか。
全部できるのが一番いいですね。
思うに、構造から考えることで見せたい・重要である情報を漏れなく人・機械へ一定の形を持って伝えることが可能になるんじゃないかな。
ホホまとめ
構造化データマークアップは Google の構造化データ テスト ツールで確認できます。
この記事の場合ですと、こんな感じ。
もはや見過ごせないレベルで普及すると個人的には思ってるので、要チェック。
今使ってる以上にまだまだ使える scheme があるため今後も精進しないといけないなぁと感じています。
テストコメント